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習い事:華道・活け花のすすめ。フラワーアレンジメントとの違いは?

習い事としての活け花に興味があるという方に、華道について簡単にご紹介します。

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センスや感性を磨く大人の女性の習い事「華道・活け花」

花は日常の中でいろいろなところで活用されています。

ホテルや空港のエントランスで豪華な花が飾られていると、その空間の格が上がるように感じられます。

レストランやカフェのテーブルにかわいらしくガーベラなどが飾ってあると、「素敵なお店だな」と、飾り手にまで好印象を持ってしまうでしょう。

人は本能的に花を見ると心が和むものなのです。

しかし、いざ「自分の家の玄関や食卓、リビングの窓辺などにもセンス良くお花を飾ってみたい!女性としての格が上がるような気がするし!」と思って、花を買って来たら勝手がわからず残念なことに…ということはありませんか?

花瓶にまとめて入れるだけなのに、花があっちに向いたりこっちで絡んだり。思ったように上手に活けられなくて、ガッカリしてしまった…などなど。

そんなあなたは、習い事として「華道・活け花」を習ってみることをおすすめします。

活け花とは?華道とは?

まずは言葉の意味について。

華道(かどう)は、植物のみや、植物を主にその他様々な材料を組み合わせて構成し、鑑賞する芸術である。
 華道- wikipediaより

「華道」は仏教で仏様に花を献上する、供花から始まっていると言われています。そこからいかに花を美しく生き生きとした姿に保つかが研究され、現在のさまざまな華道の流派が生み出されました。

「活け花」とは、生け花とも書きますが、お花をいけること=活(生)かしておくことです。瑞々しく咲いている花を自然な姿のままに保って飾ることを言うのですね。

なので、活け花といえば華道、華道といえば活け花とされているのです。本文中では大体同じような意味として考えていただいて構いません。

活け花とフラワーアレンジメントはどう違うの?

よくある質問として、活け花とフラワーアレンジメントの違いは何?というものがあるので、これについて簡単に説明します。

活け花というと、○○流華道教室とか師範だの、着物を着て堅苦しいお稽古のイメージがあるのか、敷居が高く感じる人も多いようです。

一方で、フラワーアレンジメントは、教室がお花も色とりどりでパッと華やかで、取っつきやすいイメージがあります。カタカナの字面もなんとなくカジュアルな雰囲気がでています。

伝統的な華道とフラワーアレンジメントでは、どういう違いがあるのでしょうか?

まずは、花を留めるベースです。華道は剣山に花を挿して行きますし、アレンジメントではオアシスという給水性の高いスポンジ材に挿して花を固定します。

この時、花の足元というのを活け花では非常に重視します。駅などで活け花が飾られている時、剣山に刺さっている元の部分を注目してみて下さい。

上手な人が活けた花ほど、足元の枝が綺麗にそろって挿してあります。一点から萌え出づる伸びていく枝。これを生命の力に見立てて表現しているのです。

また、活け花では、自然な姿に活けることを重視していて、花の高さや枝の向きなどにこだわります。陰陽道の影響などもあり、白い花が最も上に、赤い花は下に活けるなどの決まり事も多いです。

アレンジメントの方はそのようなこだわりはなく、花を飾る空間と花器、花のバランスをみて自由にデザインして行きます。

空間の捉え方にしても、活け花が線を重視し、奥行きのある空間を表現するのに対してアレンジメントでは色合いなど面としての美しさを表現しています。

華道は型が決まっていてつまらない?

華道では流派ごとに決まった型があります。最初はその型を覚えるため、繰り返し活けて練習します。

もっと自由にお花を目立つように活けたい、つまらない、と思うかも知れません。しかし、型を美しく作り上げるためには、花材の扱い方が重要です。

お花が長く美しく咲き続けられるように水揚げをしますが、花の種類によって方法が違ったりします。また、枝振りの見極め、花の向きを見定めて、どこにハサミを入れるかを考える必要があります。

そうして手本の型を学ぶうちに、花に対して様々な知識を得て行きます。やがて同じような型に活けてあっても、すっきりと美しく安定感のある花姿のものと、もっさりしてどこかバランスの悪い花姿のものと、見極める目が養われてきます。

フラワーアレンジメントの方は、ラウンドスタイル、ホリゾントスタイルなど、大体の形は決まっていますが、どれもあくまで空間に合う形というものであって、それ以上に深い意味はありません。

ですので、アレンジメントをやるにしても、華道で花の決まり事や知識を学び、空間の使い方や高さや色の分け方で変わる印象の違いなどを理解してからの方がセンスのあるお花に仕上がります。

実は使う花材が少ない活け花

また、フラワーアレンジメントは面の美しさですので、花材をたくさん使います。たくさんの花で空間を飾り付け、華やぎを演出します。オアシスが見えないように、花とグリーンで土台をぎっしりと埋め尽くす、いわば足し算してゆく美しさです。

活け花は逆に無駄な花や葉を落として線の美しさを見せる技術です。少ない花材で活けることができるので、お財布に優しいですね。

華道も現代風を取り入れて変わりつつある

最近では、昔からある流派でも、古典的な活け花の他に現代の生活になじむような花を教えることに力を入れています。

お正月にすっきりと松を活けて、金銀の水引で結ぶ。秋の長陽の節句に五色の菊を活ける。

このように伝統的な日本文化を学ぶことができる一方、普段の玄関に飾る自由な活け花や洋風のイベント向けの活け花なども色々と習えます。

また、畳の上で正座して活けるというイメージを持っている人もいるでしょうが、普段のお稽古はテーブルに椅子で、という教室の方が多いです。

茶道と違って着物を着る機会もお免状の授与式の時くらいでしょう。

堅苦しいお作法が~、と悩むことはありません。(習う流派や先生によって異なる可能性がありますが)

華道は個人の教室以外にも、カルチャーセンターや市民講座などで趣味として気軽に習い始めることができます。どの流派にもそれぞれ花の型に特徴がありますが、大本の考え方などは大して違いません。

相性もありますから、友達や親せきなどに伝手があればたずねてみたり、活け花の展覧会があればのぞいてみたり、サイトを調べたりして気に入った流派を探してみてはいかがでしょうか。

-趣味, 大人の習い事

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