30代主婦のコスメ事情。毎月の化粧品代にかける平均金額は?
30代になると、肌のくすみやシミ、ほうれい線など20代の頃にはなかった肌トラブルに遭遇しますよね。
目立った肌トラブルがなくても、皮膚の弾力の無さに年齢を感じている人は多いのではないでしょうか?
肌の悩みを改善したいと思ったら、まず候補に挙がってくるのは「化粧品」。けれど、化粧品にお金を費やしたくても、家計のことを考えるとなかなか踏み切れない……。
そんな時に参考になるのは、やはり他の人のお金の使い方ではないでしょうか。というわけで、皆はどれぐらいのお金をどのように使っているのか調べてみました。
30代女性はどれぐらい化粧品代を使っている?
というわけで、まずは統計資料から。
化粧品に関するデータは、女性誌のアンケート結果や、webアンケートサイトの情報など色々ありますが、ここは、ポーラ文化研究所による「女性の化粧行動・意識に関する実態調査2015」のデータを元に見ていきたいと思います。
化粧品メーカーが行っている調査ということで、信憑性はかなり高いと思われます。まず、このデータはスキンケア用品とメークアップ用品とに分けて月々の平均金額を出しているので、2つを合算します。
すると、一月の化粧品代の平均値として、30代前半は5696円、30代前半は6116円という結果に。
ただし、平均値だと一部の物凄く使っている層が数値を引き上げる場合があるので中央値でも見てみましょう。中央値とは、あくまでも中間層がどれぐらいの金額を使っているかという目安です。
中央値として、30代前半で3000円、30代前半は4000円という値が出てきました。
うーん…想像してるより案外低い…?
けれど実際のところ、いつも使っている化粧品が決まっていて無くなったら買い足すという使いかたをしてる人はかなりの数居るのではないでしょうか。
そしていつも使っている化粧品がプチプラだとしたら……まあ、大体こんなものですよね。
年収や、その人の美容に対する価値観によって、化粧品代いくらになるのかが変動することは言うまでもありません。
特にお金をかけている化粧品はなに?
では、30代の女性はどの化粧品にお金をかけているのでしょうか。
前述の統計をみると、美容液・ファンデーション・クリーム・フェイスパウダーなどの購入金額が高くなっているようです。
これらは単価が高いというのもありますが、細部よりも肌を美しく見せるためにお金を使っている傾向が垣間見えますね。
逆に、アイブローやリップグロスなどのポイントメイクにはあまりお金をかけていないようです。
30代後半はお肌の曲がり角!?
それから特徴的なのが、30代後半になると、美容液・クリーム・化粧水・化粧下地・ファンデーションに費やす金額が跳ね上がること。
肌に自信のない人が30代後半に急増すること、そして別サイトのデータではありますが、化粧品のスイッチングがこの年代に高いところを見ると、値段は高めだけどエイジングケア効果は高いという化粧品を使い出す年代とも言えるのではないでしょうか。
30後半を過ぎると、化粧品代は上がるものと考えた方が良さそうですね。お肌は年齢がモロにでるもの…いつまでも若く見られるために、日頃のスキンケアや栄養面での体調管理もしっかりとしたいところですね。