あなたはいつ社会復帰する?専業主婦の社会復帰のタイミング4つの考え方
社会復帰したいと考えている専業主婦にとって、働き始める時期は本当に悩みもの。「社会復帰したい!」と考えてもやもやしているけれど、具体的にいつ復帰するか決めあぐねているという方、いらっしゃいませんか?
社会復帰はとても労力のかかる大仕事です。
準備も必要ですし、復帰したら生活の仕方も今までとは当然変わってしまうでしょう。二の足を踏んでしまう気持ちは分かりますが、いつまでももたもたしていては時間が過ぎるばかりです。
では主婦の社会復帰すべきベストタイミングはいつなのでしょうか。今日は4つの考え方をご紹介いたします。
考え方1:生活設計からどのように働くかを逆算する
まずは生活設計と必要なお金から逆算してタイミングを算出する方法です。
あなたはなんのために働きたいのですか?どのように働きたいですか?もしお金のためならば、あなたはいつまでにどれぐらいのお金が欲しいですか?
自分の人生の目的をかなえるためにいくらお金が必要か分かれば、そこから逆算して、どれぐらいの賃金で何時間、どれぐらいの期間働けばいいか算出できます。
すると、おのずとベストタイミングは分かってくることでしょう。
考え方2:転職の壁と言われる歳を一つの区切りとする
なんとなく生活設計がふわっとしている人は、転職の壁と言われる35歳を一つの区切りとするのもありでしょう。
2007年10月の雇用対策法改正により、長期キャリア形成を目的とする求人以外の年齢制限の禁止が義務化されましたが、それは建前上のこと。35歳で足きりという会社は依然として存在します。
なので35歳が近いのならば、それに間に合うようなタイミングで動くことがベストです。
その他年齢による壁には「未経験28歳の壁」「事務職30歳の壁」というのがあります。
業種によってはこれを意識してはじめるのがベストタイミングと考えることも出来るでしょう。
考え方3:子育て中の専業主婦は末子年齢で考える
もし子育て中の主婦なら、一番小さい子どもの年齢に合わせて社会復帰を考えるのが一般的でしょう。
『国民生活基礎調査 平成26年』(厚生労働省大臣官房統計情報部/編)によると、末子の年齢が1歳・5歳・7歳の順に社会復帰する人の割合が増加します。
つまり、育児休業の終わりや、子どもの手が離れる段階の一つである幼稚園入園・小学校入学のタイミングで働きはじめている人が多いことが推測できます。
もちろん子どもの発達や個性によりますが、子どもとの関わり方が変化する時がベストタイミングとも言えるのではないでしょうか。
就職のベストタイミングは…
さて、3つ考え方を挙げてみましたが、いかがでしたでしょうか?
あれ?タイトルには「4つ」とあったのに、と疑問に思った方、いらっしゃるのでは?
それでは最後にもう1つ、大事な考え方を紹介いたします。
それは、思い立った今こそがベストタイミングというもの。
社会復帰に一番必要な物は、やる気や熱意です。考えて考えて想いをくすぶらせるよりは、この機会に勢いで社会復帰を初めてみるというのも良いのではないでしょうか。