【女の子編】小学校低学年から始められるおすすめの習い事9選
自分の娘に、「将来はおしとやかに女性らしく育ってほしい」、「いやいや、男性にも負けないくらいパワフルに育ってほしい」など、目指す理想像は様々だと思います。
そんな方のために、今回は女の子にぴったりなおすすめの習い事を、運動系・文化系とりまぜてご紹介します。
ピアノ
楽器の習い事といえば?と訊かれて、ピアノが一番に思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか。
楽譜を見ながら(あるいは暗記して)両手の指を動かし、的確なタイミングで鍵盤を叩き、リズミカルに演奏するのは、脳全体が刺激されるので脳の活性化につながります。
子どもの頃に習った経験のある方は、手先が器用になる、集中力や記憶力が身につく、毎日練習しないと上達しないので根気がつくといったメリットを感じているようです。
ただ、上達するには自宅での毎日の練習が欠かせませんので、自宅用にピアノを用意したり、発表会があればそのための衣装を準備したりと、他の習い事に比べると経済的負担は大きめです。
また、ピアノの鍵盤は重いので手指の筋力がついてから習い始めるのがよいと言われていますが、小学生であれば心配ありません。
クラシックバレエ
ピアノと並んで、女の子に人気の高い習い事です。やはりきれいでかわいらしい衣装に惹かれるからでしょうね。
バレエを習うと美しい姿勢、しなやかな体型と柔軟性などを身につけることができ、成長してからもその体型を維持しやすいと言われています。若くてスタイルの良い女優さんにも、バレエを幼い頃からやっていたという方も多かったりしますよね。
ただただ細いだけの身体ではなく、スラッとしたシルエットでありながら筋肉はきちんとついている身体は、未経験者の筆者から見るとうらやましくて素敵だなと思います。
ジャンプやポーズをするときの身体への負担やダンサーの見た目を考慮してか、バレエの先生は子どもの教え子に対しても体型維持や体重管理に厳しいそうです。
また、レオタードやシューズなどの用具を揃えたり、発表会があれば衣装などを準備したりするのはピアノと同じですが、発表会が近づくと保護者が準備のお手伝いをしたり、経済面だけでなく労力面での負担もあるようです。
テニス
テニスも近年人気の習い事です。瞬発力や持久力、ラケットを握ることで握力も鍛えることができます。公園のテニスコートのそばを通りかかると、老若男女いろんな年齢層の方が楽しんでいるところを目にします。生涯楽しむためのスポーツとして身につけるのもアリですね。
テニスを習うと、運動神経や反射神経といった身体的な能力の向上の他にも、試合ができるようになると試合の展開を分析する力もつくとのこと。
お子さんが本格的に取り組むようになるまでラケットやシューズのレンタルを受けてレッスンに出られるスクールもあるそうですので、様子を見ながら始めることができます。
テニスではネットを挟んで対戦しますので、格闘技などのように対戦相手との身体的接触が少なく、小柄なお子さんにも取り組みやすいのではないでしょうか。
テニス自体のイメージも良く、その気になれば親子で一緒に上達していけるのもいいですよ。休日は子どもとテニスなんてことも。
英会話教室
英会話も習い事として人気があります。
インターネットの普及により、外国のサイトにも容易にアクセスできるようになった今、英語で書かれたページを読む能力の必要度は以前より確実に増してきています。英語ができるということは、将来的な意味で確実にプラスになります。
日本でも、平成23年度から小学校高学年で英語の授業が必修化しています。きたる2020年には小学3年生からになるとのことで、教育現場にも英語教育の流れは押し寄せています。
人が言語を覚えるには、聞いたり話したりすることが先で、読んだり書いたりできるようになるのは後です。その理屈で考えると、お子さんに英語を身につけさせるなら英語の読み書きを教える塾ではなく、まずは英会話教室に…ということになります。
将来、キャビンアテンダント、通訳・翻訳家や英語の先生になりたいというお子さんはもちろん、いろいろなツブシが効くスキルといえます。
体操
体操では、マット運動、鉄棒、跳び箱、リズム体操やボール遊びなど一般的な運動を習うことができます。
走ったり跳んだりすることで筋肉を使うので、身体が丈夫になりますし、小学校の体育の授業でも鉄棒、跳び箱、マット運動はありますので、小さいうちからできるようになっておくと安心です。
男の子編で取りあげた水泳と同様に、レッスン前後のあいさつや自分の順番を待つことなど、教室でのルールを守ることが重要視されますので、習ううちに礼儀やルールを守る社会性が身につきます。
カリキュラムの一環や課外授業として体操教室がある幼稚園もありますので、利用して、幼稚園児のうちから習わせるのもいいですね。
そろばん
以前は定番の習い事でしたが、近年では他の習い事に押され気味です。
現代では、そろばんを使って計算する機会はめっきり減りましたが、そろばんで計算すると左脳だけでなく右脳も鍛えられるので、ただ単に計算力をつけるだけではなく、記憶力を強化することもできます。
メディアでも紹介される、PCのディスプレイに一瞬だけ表示される数字を足し算していくフラッシュ暗算は右脳のトレーニングともいえます。
一般的に男性より女性の方が左脳が発達しているといいます。そろばんで右脳もバランスよく鍛えてみませんか。
暗算ができるようになると、頭の中に思い浮かべたそろばんと指先で珠を弾く動作だけで計算ができるので、買い物中のちょっとした計算などに便利です。
柔道
柔道も子どもへの習い事として候補にあげられます。柔道や剣道、空手などの武道系の習い事は昔から一定の人気があります。
柔道は、それ自体が体を鍛えられるor護身術になるというだけでなく、武道を通して、その精神性や礼儀を重んじる姿勢を学べるというのも人気の一因です。「心・技・体」というやつですね。
柔道経験者の方は、練習がきつくて大変な分忍耐力がつく、身体の柔軟性が増して受身がとれるので怪我が少なくなる(変わった話では、交通事故に遭ったとき無意識に受身をとれたので、かすり傷で済んだ(!)という方も)などのメリットを挙げています。(事故に遭わないよう気をつけるのが一番です笑)
競技を続けていくうちに耳が潰れてしまうことが危惧されますが、競技経験者のママの中には、お子さんが女の子でも習わせたいという方が多いようです。
余談ですが、大ヒットドラマ「ドクターX 外科医・大門未知子」の主人公のモデルは、ロンドン五輪金メダリストの松本薫さんと言われています。テレビ番組のインタビューで「私、ミスはしないの」ときっぱり答えた姿をドラマの脚本家が見たことから、主人公・大門未知子のイメージが生まれたそうです。
最後に
習い事では、月謝を払ってあとは教室の先生に任せきりなのではなく、日頃の送り迎えや習い事の練習・レッスン・発表会などをスムーズに運営するための準備、道具や楽器などの用意などを親がサポートすることも重要です。
親としては、子どもの「やりたい!」という気持ちを大事に、これからもサポートに努めていきたいですね。
習い事男の子編もあります。女の子にも共通で習わせられるものもあるので、ぜひ参考にしてみてください。